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鈍感な智彦にカツを加えるのが、バースといったフォンタナ・ゴールド

お互いに話し合いができる牛といった馬が、それぞれの持主のロマンスを取り持つちょっと変わった作品、川原泉教官の「壌土の貴族」をご紹介します。北海道で1輩牧場を経営している智彦は、牛を飼っている。その牛の中に、勝手に首枷を外して牛舎を出てしまうバースという、白一色な体の問題児がいる。智彦は、牧場直営の他、チーズやハムなどの自家製したり、畑を作ったりという、頑張っています。そういった智彦に、北海道に別荘を有するお嬢様、郁子が恋心を抱いている。亭主は乗馬を嗜み、飼っていらっしゃる馬の称号をフォンタナ・ゴールドといいます。こういう牛のバースといった馬のフォンタナ・ゴールドが、話し合いができるのです。

普段は関わりが低い2胸中ですが、郁子に下心のある好意を持った、鼻持ちならない信之という、お坊ちゃまから、郁子を貫き、鈍感な智彦に郁子の恋心を教えようと、いろいろ奮闘するのです。本当は智彦は、元売れっ子プロモーター。独り者だった智彦は、大金持ちの未亡人に孫のように気に入られ、全遺産を譲り受けた儲けで牧場直営を始めたのです。それを信之にバラされた智彦は、状勢の違いなども気になり、郁子を遠ざけてしまう。

そんな鈍感な智彦にカツを加えるのが、バースといったフォンタナ・ゴールドの2胸中です。群衆のベンチで強引に婚約してしまおうと企んでいた信之から、智彦は郁子を救い出し、2輩はハッピーエンド。

牛という馬にカツを入れられて、いよいよ自分の考えに素直に行動する智彦が、楽しいですよ♪